お知らせ

ゆめある舎HP「書籍一覧」の『まだ未来』のページに、製作者対談をアップしました。

活版印刷を担当した、嘉瑞工房・高岡昌生さんと、箱製作のみならず全工程をサポートしてくれた、美篶堂・上島明子さんのお二人に、完成した書籍を初めて披露しながら、お話を伺いました。詩集発行までのあれやこれや、どうかご一読ください。

 

あけましておめでとうございます。

昨年は、ゆめある舎から4冊目の書籍、多和田葉子詩集『まだ未来』を発行することができました。本づくりに取り組む、良い一年が過ごせました。製作にかかわってくださった方々に、深く感謝いたします。

元旦に、ますますおめでたいニュースが飛び込んできました。

多和田葉子さんが、2019年度の朝日賞を受賞されました。とても嬉しく誇らしく、改めて彼女の作品を読み返そうと考えています。

贈呈式の会場には『まだ未来』を展示していただけるそうで、光栄です。

多和田葉子詩集『まだ未来』が、2019年12月21日(土)読売新聞夕刊文化面で紹介されました。本の外側も中身も写真で紹介して頂き、タイトル文字の赤、和紙の赤も分かり、嬉しいです。

『まだ未来』は美篶堂オンラインショップでご購入頂けます。限定1,000部です。

 

多和田葉子さんの詩集『まだ未来』は、本日より、美篶堂オンラインショップでの通販を開始します。定価5,000円+消費税、限定1,000冊です。

『まだ未来』

ドイツ在住の作家・多和田葉子の、2年ぶりの日本国内での新詩集。17編全編書き下ろし。多和田葉子の詩の言葉と音が、濃い密度で迫ってくる。活版で印刷された詩が、綴じられずにそれぞれ独立した作品として、手作りの夫婦箱に収められている。

下記の画像をクリックすると、通販のページに移動します。

 

本日11月11日を発行日と定めて、ずっと取り組んできた詩集『まだ未来』が、予定通り完成してゆめある舎に納品されました。今回は限定版1,000冊です。そのうちの30冊がまず届きました。

「活版で詩を刷り、和紙に包んで箱に収める」という私のこだわりが、完璧な美しさで形になり、手仕事の技の見事さに心臓のドキドキが止まりません。嘉瑞工房の高岡昌生さん、美篶堂の上島明子さん、美篶堂伊那工場のみなさん、ありがとうございました。

HPでも『まだ未来』のページを近いうちに開設いたします。通信販売に関しても、早くご案内できるように準備を進めます。楽しみにお待ちくださいませ。