第54回造本装幀コンクールは、コロナ禍で、授賞式が中止になりました。
賞状と冊子が郵送で届きましたので、お披露目させて頂きます。
審査員の方々のお言葉が、嬉しく、有難く、感謝の気持ちでいっぱいです。
「造本装幀コンクール公式冊子より」
第54回造本装幀コンクールにおいて、多和田葉子 詩集『まだ未来』が審査員奨励賞を受賞しました。製本は美篶堂、本文表題奥付けなどの活版印刷は嘉瑞工房、装幀は私の我儘な要望を、嘉瑞工房の高岡昌生さんが形にしてくださいました。あまりにも晴れがましくて、関係者のみなさまへの感謝の気持ちでいっぱいです。
入賞作品はドイツ・ライプツィヒで2022年2月に行われる「世界で最も美しい本コンクール」へ日本代表として出品され、その後、2022年10月には、フランクフルト・ブックフェアで世界各国からの優れたブックデザイン作品とともに公開されるとのこと。ドイツ在住の多和田葉子さんにご報告しなければ。この際ドイツに行ってみようかしら、と気持ちは浮かれるばかりです。
4月12日(日)の日経新聞「Beautiful Books」に、多和田葉子詩集『まだ未来』が掲載されました。写真がカラーで、嬉しいです。
さっそく反響があり、直接のお申し込みも頂きました。ご希望の方は「お問い合わせ」よりご連絡ください。