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『バラの国の唄がきこえる』制作の記録 1.

2022.02.09

(2021年9月18日のFB)

私の出版社「ゆめある舎」の次作が、ようやく発行の目処が立ちました。ブルガリア人、Biliana Stremskaさんの画集『バラの国の唄がきこえる』です。
コロナ渦中、メールとZoomでブルガリアとやり取りを重ね、少しずつ私の作りたい画集のイメージを具体化させてきました。コロナが落ち着いたら私自身が原画を取りに行くつもりでしたが、現状では難しく、大切な原画を郵送して貰うという決断も出来ず、停滞していました。ところが、本の制作の協力者 I さんのご紹介で、日本ブルガリア大使館の Y さんがブルガリア→日本に移動する時に、原画を運んでくださることになりました。驚きました。有難すぎて恐縮です。昨日空港までお出迎えに行き、無事に画を受け取りました。嬉しさと同時に、大切な作品をお預かりする責任で緊張しています。(写真のアップはご本人の了解済みです)
初対面、のはずでしたが、Yさんのスマホには、私たちのグループが2年前に京王フローラルガーデンでエルゲンデーダを歌っている画像が保存されていました!
到着が遅れ、その後もPCR検査で1時間半ほど待ちました。
会えなかったらどうしようとドキドキしていましたが、殆ど誰もいない空港なので、すぐに会えました。
データでしか見たことがなかったので、原画の鮮やかさと緻密さとグラデーションにウットリです。