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「せんはうたう」のブックデザインで、日本タイポグラフィ年鑑2014・ エディトリアル部門ベストワーク賞を受賞した大西さんのお祝いをしました。

場所は、大好きで素敵な場所、下北沢ピリカタント書店です。

お鍋をメインに、珍しいお芋などもいただき、シメのお雑炊の時点では全員大満腹!

それなのに「別腹」のデザートもいただきました。写真は、デザートを前にしての記念写真です。印刷の板倉さん、製本の上島さん、大西さん、私、に加えて、大西さんとの出会いのきっかけとなった娘も参加です。背景の本棚、じっくり見ると楽しいんですよ。

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最後に素敵なサプライズが!ピリカタント書店の西野さんからお祝いの花束贈呈。

渡す方も受け取る方も、大いに照れていました。

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大西さん、本当におめでとうございました。来年4月には授賞式もあるそうです。

また盛り上がりましょうね。

 

11月4日に、新所沢の「松明堂音楽ホール」で、「せんはうたう」コンサートが行われました。

出演は、谷川俊太郎さん(朗読)と谷川賢作さん(ピアノ)。そしてスペシャルゲストに望月通陽さん(アーティスト)です。

1会場の様子

   準備はまず展示を片付けるところから。望月さんの作品をじっくり見ている俊太郎さん。

2準備完了

     お客様をお迎えする準備が整いました。

3一部はふたりで

     1部のステージはふたりの朗読と演奏です。

4望月さん登場

     2部に望月さん登場。ゲストを迎えて嬉しそうなふたり。

5俊太郎さんに布をまきつけて

     まずは俊太郎さんに布を巻きつけて…

6なにやら描き始め

           するすると描きます。

7朗読に合わせて

     次は朗読を聞きながら…

8クッションにも

     完成しました。その後続々とクッションが作品に。

9お客様の背中にも

     お客様の背中にも。

10会場の棚板にも

     会場の棚板にも。

11サイン会

     終演後のサイン会も大盛況でした。

13作品たち

     イラスト入りクッションと「せんはうたう」の記念撮影。

14作品たち

           棚板は「Kensaku with  Michiaki ?  Mochizuki?」

「谷川賢作ピアノソロ」シリーズは、全作品が望月さんの染画のジャケットです。

私は物販の準備等があり、半分くらいしか客席で観られませんでした。でも、素晴らしいコンサートだったとみなさんに言っていただけて嬉しいです。

写真は全て、谷川淳さんの撮影です。

先月、コラムニストの天野祐吉さんが、間質性肺炎のために80歳で亡くなりました。私は、数回しかお会いしたことがありませんが、朝日新聞のコラムを楽しみに読んでいたので、淋しく思っておりました。

先日俊太郎さんと天野さんの話になったときに、「『せんはうたう』を一冊お送りしていたんですよね」と言ったところ、「そのお礼のはがき、ウチに届いているよ」と!

お忙しい方だし献本も沢山届くでしょうから、本をお送りしてもお返事がくるとは期待していなかったのですが、俊太郎さん宛に届いていたんですね。

はがきの文面は…涙がでるほど嬉しいことが書いてありました。天野さんに、このお礼を言えないことが残念です。

ご冥福をお祈りいたします。

天野さんハガキ2

天野さんハガキ1

9月27日~9月30日に「詩人・谷川俊太郎と行くパジュ・ブックフェス」に参加しました。

帰国後何度もブログに書こうと試みたのですが、盛り沢山な4日間だったことと、韓国語が出来なくて、よくわからないまま動き回っていたため、ちゃんとまとめられず挫折しておりました。このツアーを主催した「株式会社クオン」のHPに、すばらしいツアーレポートがアップされていますので、是非そちらをご覧ください。随分とよく食べた4日間でもありました。

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以下は、自由行動で出かけた、パジュの活版工房のレポートです。

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珍しい機械がたくさんあって、じっくりと見学しました。

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自分で活字を組んで名刺を作ることが出来るそうです。20枚で30,000ウォン(約2,700円)ですが、もっと欲しかったので交渉して貰ったら、同じ値段で50枚作ってくれることになりました。

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この棚から、必要な文字を探すのは、結構大変でした。間違えて取ったものを、もとの位置に戻すのも慎重に。

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箱の中にピンセットで並べていくのですが、途中でメールアドレスの細かい文字が倒れてぐちゃぐちゃになりました。「Excuse me.  Please help me!!」と言って、手伝って貰いました。

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カシャンカシャンと調子よく印刷して頂き、「沢山できちゃった」ということで、結局70枚以上も出来上がり、組んだ活字まで貰えるとのことで、大満足でした。

 

来年のツアーにも参加予定です。興味ある方は、是非一緒に行きましょう。

大阪で過ごした翌日は、兵庫県在住の友人Ikumiさんと、神戸の「海文堂書店」さんに行きました。「ダ・ヴィンチ」の2013年8月号にも、夏葉社さんの「本屋図鑑」にも紹介されている、「行ってみたい書店さん」のひとつだったのですが…

来年の100周年を目前に、まさかの閉店。9月末までの営業となってしまいました。

「せんはうたう」に関しては「店が続いていましたら喜んで販売させていただきましたのに、無念です」というメールを頂き、私の方もまさに「無念」でした。

元町商店街の広々とした立派な本屋さんで、品ぞろえも雰囲気も居心地もよいのです。阪神・淡路大震災の時にはいち早く店を開け、東日本大震災の時には「激励の言葉より本を売る!」と、被災した出版社のフェアを開催した、志の高い書店さんでもあります。

Ikumiさんとは、別々に店内を見て回っていたのですが、そろそろ集合と思いメールをしたところ「離れがたい」という返信が。彼女は児童書のコーナーにはまっていたようです。

海文堂帰路

私は前から欲しかった「世界の夢の本屋さん」などを購入しました。

今回訪ねた書店さんには、記念に「本屋図鑑」にスタンプを押して貰いましたが、楽しいはずの書店めぐりが、最後は切ない気持ちでした。もうアマゾンでは本は買わないこととします。

海文堂の8月7日と8月17日

「海文堂書店」さんの閉店に関して、ちゃんと行動を起こしている人がいました。夏葉社の島田さんです。東京から神戸にカメラマンさんと駆けつけて、店内の写真を撮影、「海文堂書店の8月7日と8月17日」という写真集をあっと言う間に発行しました。明日、9月21日が発売です。夏葉社さんのような「ひとり出版社」の最大のメリットは、ひとりで判断してフットワーク軽く行動できる、ということです。こちらも「ひとり出版社」です。思い立った時に躊躇なく動ける自分でありたいと、強く思いました。